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【家庭用風力発電】自宅に設置できる風車のおすすめは?日本製も紹介

小型風力発電機
  • 個人でも風力発電機を購入できる?自宅に設置できる?
  • 家庭用の風力発電機を販売している会社はどこ?
  • 海外製は少し心配だから、日本製の小型風力発電機はある?

このような疑問を抱えている方も多いと思います。

結論から言えば、個人でも風力発電機を購入でき、自宅に設置することもできます

この記事では、日本製・海外製どちらも含めて、家庭用風力発電機を販売している会社を紹介します。

ただし、先に注意点も挙げておきます。

  • あくまで家庭用・自宅用としての風力発電機のみを紹介します。
  • 「日本製」と言っても、販売店が日本であって、製造は台湾など海外製のものも含みます。ですが、信頼ある販売店を選べば、必要なアフターサポートを受けられる可能性が高いです。
  • 後述しますが、家庭用として風車を設置しても採算は取れない可能性は高いです。あくまで、非常用自家発電といった観点から設置を検討してください。

それでは、小さい風車の取り扱いのある順に、国内の会社を紹介します。

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家庭用小型風車を販売する会社

ノースパワー

株式会社ノースパワー

株式会社ノースパワーという北海道の会社が、家庭用の小型風力発電機を販売しています。

教育用の手軽なもの(100W以下)から、定格出力が500W以上の風車まで、10機種以上の様々なラインナップを取り揃えており、小型風力発電機の取り扱いの幅広さは、恐らく日本一です。

小型の風車にはノースパワー社が自社製造したものもありますが、比較的大きい風車は、海外製も含めた他社製造品を取り扱っています。

海外製と言っても、ノースパワー社の充実したサポートが保証されているため、この点は安心です。

例えば、AirDragonという台湾製の風車については、ノースパワー社が専用の取付タワーキットを販売しており、すぐに稼働できるようサポートされています。

楽天市場にも、同じ商品を出品されているため、こちらを利用するとポイントが付いてお得かもですね。

定格出力100kW以下、100~500kW、500kW以上など様々
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系独立電源
おすすめ度5.0
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

チャレナジー

株式会社チャレナジー

株式会社チャレナジーでは、垂直型サボニウス風車という、大変特徴的な風車を開発・販売しています。

小型風力発電機 Type D」という機種は定格出力が100Wで、家庭用クーラーレベルの騒音しか発生しない点が大きな特徴です。

台風にも強い構造であり、太陽光パネルが付属しているのも面白いですよね。

Type Dは、系統連系はしない独立電源タイプ。法人だけでなく個人でも購入できることが公式HPに明記されています。

保証期間は1年間で、保守点検についてもしっかりとしたサポートが受けられます。

定格出力100W
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系独立電源
おすすめ度4.5
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

スカイ電子

株式会社スカイ電子

高知県にある株式会社スカイ電子は、風力発電システムの販売も行っています。

風力発電システムとして、最も小さいもので出力300Wから、最大5kWのものまであるようです。

公式HPの情報が少し寂しく、個人の家庭用としても購入できるかは明記されていませんが、気になる方はお問い合わせしてみてください。

定格出力300W~5kW
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系独立電源
おすすめ度4.0
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

minimal

minimal

株式会社minimalという宮崎県の会社も、小型風力発電機を開発しています。

1人(?)で経営されているためか、公式HPも更新が止まってしまっていますが、事業は続けられているようです。

定格出力1kWの風車を開発されているようなので、特に近隣の方は、一度お問い合わせされてみてはいかがでしょうか。

定格出力1kW
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系独立電源
おすすめ度3.5
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

ウィンドレンズ

風レンズ風車

株式会社ウィンドレンズという会社が、九州大学で研究開発された小型風力発電機の「風レンズ風車」を販売しています。

風レンズ風車は、優れた静寂性を実現しているのが特徴。

独立タイプWL3000(3kW)と、系統連系タイプWL5000(5kW)の2タイプがあります。

定格出力3kW、5kW
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系3kWは独立電源、5kWは系統連系
おすすめ度4.5
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

ビルメン鹿児島

tomoの風

株式会社ビルメン鹿児島という会社が、「TOMOの風」というブランドで小型の風力発電機を製造・販売しています。

定格出力が3kW(WinWin-3000)と5kW(YG-5000)のタイプがあり、どちらのタイプも独立電源・系統連系の両方に対応できるようです。

3kWのWinWin-3000については、家庭の庭に設置して使えることが公式HPに明記されています。

定格出力3kW、5kW
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系どのタイプも独立電源・系統連系に対応
おすすめ度4.5
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

エルシージャパン

LC JAPAN

株式会社エルシージャパンという会社が、小型風力発電システムを販売しています。

最も小型のもので出力が9.8kWというタイプも販売していますが、家庭用としてはやや大きすぎる部類になってきます。

広い自宅私有地や、農耕地・牧場・キャンプ場などを所有されている方は、検討してみてはいかがでしょうか。

定格出力9.8kW
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系系統連系
おすすめ度4.0
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

アマゾン

Amazon

オンラインショップのAmazonにも、沢山の風力発電機が出品されています。

おもちゃとして、手のひらサイズの風車をAmazonで購入し自作するのには問題ないのですが、家庭用の発電機として購入する場合は設置・接続なども考える必要があります。

Amazonで風力発電機を購入した場合は、その商品が届いてから自分で設置・接続しなければなりません。このため、DIYが得意な人でないと、発電した電力を活用するのが難しいかも。

また、Amazonで“風力発電 家庭用”と検索した結果を見てもらえば分かりますが、レビュー評価の低い製品が多いです。

レビューを詳細に見てみると、

  • 記載されている出力が得られない
  • ほとんど発電しない
  • 全く違うものが送られてきた

といった辛辣なコメントが……。

出品されている製品はほぼ海外製のもので、購入後のサポートもほとんどないのではないでしょうか。

こういった点からも、やはり信頼のおける日本の販売店経由で購入すべきだと思います。

「家庭用の風力発電機を初めて設置する」という初心者の方は、これまでに紹介した販売店経由で購入することをお勧めします。

定格出力様々
公式HPの充実
独立電源 or 系統連系
おすすめ度3.0
(※筆者の勝手な判断でおすすめ度を★で評価していますが、参考程度としてください。
あくまで個人の主観であり、会社の格付けなどを示すものでは、全くありません。)

家庭用小型風車の販売を終了した会社

ゼファー

ゼファー株式会社

ゼファー株式会社は、「エアドルフィン」という可愛いイルカ形状の風力発電機を製造しています。

定格出力1kWという、家庭用としても利用できるサイズの製品もありますが、残念ながら国内新規販売は販売を終了しています。

風力発電機を家庭に設置する際の注意点

採算が取れない

家庭用風力発電機を自宅に設置する場合、基本的に、風車の購入・設置費用に対する採算は合わない可能性が高いです。

あくまで、有事・災害時などの自家発電、もしくは商用電源のない場所での発電という観点で設置してください。

安定した採算性を求めるのであれば、別の投資先の方が良いと思います。

不安定な発電

当然ですが、風を受けて発電する風力発電機は、発電量が一定ではありません。

このため、大きく発電できた時の電力をためておく蓄電池と一体で運用するなど、運用上の工夫が必要になります。

騒音

風車の形として最も一般的なプロペラタイプのものであれば、小型風車とはいえ、風切り音など一定の音は発生すると思います。

このため、住宅密集地への設置を考える場合には、騒音の問題は事前に考慮したほうが良さそう。

風車販売店に相談すれば、どの程度の騒音が見込まれるか教えてくれるはずです。

騒音をできるかぎり避けたい方は、上に紹介した、サボニウス型のような静寂性の高い形状を選ぶのも一つの選択肢ですね。

強風時の事故

台風などの強風が吹いた場合、家庭用風力発電機が破損してしまう場合があります。

このため、定期的なチェック・メンテナンス方法を身につけておく必要がありますね。

法規制

風力発電機を設置する場合、家庭用であったとしても、法規制の対象になる可能性があります。

  • 建築基準法(国土交通省)
  • 航空法(国土交通省)
  • 消防法(総務省消防庁)
  • 電気事業法(経済産業省)
  • 騒音規制法(環境省)

これらの法規制を個人の購入者が自分で対応するのは、かなり難しいと考えた方が良さそう。

こういった法規制の面からも、風車の販売実績がある日本の販売店を利用しましょう。

この記事で挙げた販売店であれば、購入時に、法規制に関する相談にも対応してくれるはずです。

まとめ

この記事では、家庭用として風力発電機の導入を考える方へ向けて、どの会社から購入するのがおすすめなのか解説しました。

風車ファンの方だけでなく、環境意識の高さから風車導入を検討する方も、ぜひ一度問い合わせしてみてください。

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