新岩屋ウィンドパークは、青森県東通村に設置された風力発電所である。
日本で風力発電が最も盛んな場所は青森県の下北半島であり、新岩屋ウィンドパークもこの下北半島の東通村に建設されている。
リプレース前の岩屋ウィンドパークは、1998年に完成した岩屋風力発電所(2基の風車)の好実績をもとに、2003年2月に18基の増設がなされたものだった。
2023年3月に岩屋ウィンドパークの風車は運転を停止し、風車撤去後には新たな風車に建て替えるリプレース工事が行われた。その結果、2025年に新岩屋ウィンドパークとして新たに運転開始している。
コスモエコパワー㈱が運営する新岩屋ウィンドパークは、㈱ユーラスエナジーホールディングスの運営する岩屋ウインドファームと隣接して設置されている。
周辺には、厳冬の吹雪に耐え寒風に立つ「寒立馬」で有名な尻屋崎があり、津軽海峡対岸には北海道も望むことができる。
また、むつ市内の釜臥山展望台(恐山)からも、遠くこの風力発電所を目にする事ができる。
なお、新岩屋ウィンドパークの風車へ繋がる道は、「関係者以外立入禁止」と表示され閉鎖されているため、接近することはできない。
風力発電所データ
名前 | 新岩屋ウィンドパーク |
所在地 | 青森県下北郡東通村大字岩屋 |
総出力 | 27MW(この総出力に出力制限) |
風車数 | 7基 |
運転開始 | 2025年3月 |
見学設備 | – |
駐車場 | – |
接近 | 不可 |
その他 | 釜臥山展望台から遠望できる |
風車データ
メーカー | Siemens Gamesa |
製造国 | – |
機種 | SWT-4.3-120 |
単基出力 | 4.3MW |
ハブ高さ | 85m |
ローター直径 | 120m |
受風方式 | アップウインド |
増速機 | 無 |
リプレース前の風力発電所データ
名前 | 岩屋ウィンドパーク |
所在地 | 青森県東通村 |
総出力 | 27MW |
風車数 | 18基 |
運転開始 | 2003年2月 |
見学設備 | 無 |
駐車場 | 無 |
接近 | 不可 |
その他 | 釜臥山展望台から遠望できる |
リプレース前の風車データ
メーカー | NEG Micon |
製造国 | – |
機種 | NM 1500C/64 |
単基出力 | 1.5MW |
ハブ高さ | 68m |
ローター直径 | 64m |
受風方式 | アップウインド |
増速機 | 有 |
リプレース前の風力発電所の写真



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