せたな大里ウインドファームは、北海道せたな町瀬棚区に設置された風力発電所である。
北海道せたな町は北海道最西端に位置しており、日本海から吹く特有の強い風を活かした風力発電所が多数設置されている。
瀬棚区の臨海部では、せたな町の町営風力発電所であり、なおかつ日本初の洋上風車である「せたな町洋上風力発電所(愛称:風海鳥)」が2004年に本稼働を始めた。
その後の2005年には、せたな町洋上風力発電所の対岸に、瀬棚臨海風力発電所が運転開始。
さらには、日本海を眼下に見下ろせる立象山パノラマライン沿いに16基の風車が建設され「せたな大里ウインドファーム」として2020年から運転を開始している。
せたな大里ウインドファームには、Siemens Gamesa Renewable Energy(ジーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー)社製の単基出力3.2MWの風車が16基、建設されている。
(このSiemens社の風車は、増速機を持たないダイレクトドライブ方式という風車である。)
せたな町臨海部及び山間部の風車群(※)は、せたな青少年旅行村の中にある立象山公園の展望台より見渡すことができ、その海・山・風車群の光景は、まさに絶景である。
(※臨海部の風車が「瀬棚臨海風力発電所」で、山間部の風車が「せたな大里ウインドファーム」である。)
風力発電所データ
名前 | せたな大里ウインドファーム |
所在地 | 北海道せたな町瀬棚区(西大里および元浦地区) |
総出力 | 50MW |
風車数 | 16基 |
運転開始 | 2020年1月 |
見学設備 | ー |
駐車場 | 有 |
接近 | 可能 |
その他 | 立象山公園に駐車場、トイレ有 |
風車データ
メーカー | Siemens Gamesa Renewable Energy |
製造国 | – |
機種 | SWT-3.2-108 |
単基出力 | 3.2MW |
ハブ高さ | 80m |
ローター直径 | 108m |
受風方式 | アップウィンド |
増速機 | 無し |
風力発電所の写真
アクセス
関連リンク
風車 <風力発電施設>・・・せたな観光協会による「せたな大里ウインドファーム」の紹介
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